こんにちは、Wです。今回は、イソップ童話にもある「レンガ職人」をIT風に書き換えてみました。

「プログラマーたちの仕事」
世界中を旅しているプログラマーが、ある町の外れの一本道を歩いていると、一人のプログラマーがパソコンの前で真剣な顔をしてコーディングしていました。旅人はそのプログラマーのそばに立ち止まり、こう尋ねました。「ここで一体何をしているのですか?」プログラマーは答えました。「何って、見ればわかるだろう。バグを修正しているんだ。朝から晩まで、ずっとバグを直さなきゃいけないんだよ。君にはわからないだろうけど、エラーが出るたびに心が折れそうになるし、無限ループにハマることだってある。でも、やるしかないんだ。」プログラマーは疲れた顔をして、キーボードを叩き続けました。「こんなことばかりして、なぜ自分ばかりこんな目に遭うんだろう。もっと楽にプログラムを書いている人たちもいるというのに…」旅人はそのプログラマーに少しの慰めの言葉をかけて、歩き続けました。

少し歩くと、次に出会ったのは、別のプログラマー。彼もコードを書いていますが、最初のプログラマーほど苦しそうではありません。旅人は再び尋ねました。「ここで何をしているのですか?」プログラマーは答えました。「俺はね、ここで大きなシステムを作っているんだ。この仕事が俺の仕事さ。」「大変ですね」旅人はいたわりの言葉をかけました。「大変だなんて、そんなことないよ。これのおかげで俺は家族を養えてるんだ。正直、ここでこうしてプログラミングの仕事があるだけでありがたいよ。仕事を見つけるのが難しい時代だから、こうしてコードを書けるだけで幸せなんだ。大変だなんて、言っちゃいけないよ。」
旅人はそのプログラマーに励ましの言葉を残して、歩き続けました。

さらに歩くと、次に出会ったのは、活気に満ちた別のプログラマー。彼は楽しそうにコードを書いていました。「ここで一体何をしているのですか?」旅人は興味深く尋ねました。
プログラマーはにっこりと答えました。「ああ、俺たちはね、みんなで歴史に残る大規模なプロジェクトを作っているんだ!」「大変ですね」旅人はまた言いました。「とんでもない!このシステムが完成すれば、世界中の人々の生活が便利になるんだ。人々が感謝し、笑顔になって使ってくれるんだよ!素晴らしいだろ?」旅人はそのプログラマーに感謝の言葉を伝え、また元気よく歩き続けました。

おわり