こんにちは!S.Tです
今回は算定基礎についてお話しようと思います

毎年4月~6月の3ヵ月間の給与で標準報酬月額の見直しを行うことを算定といいます

標準報酬とは給与の中から社会保険料をいくら天引きするのかという基準になるものです

ではなぜ残業すると損なのでしょうか

残業をすると、その分だけ残業手当がつきます
そうすると支給される金額が増えることになります
一見すると得をしたように思えますが、もう一度算定は4月から6月の給与を参考にするとしていたことを思い出してください。

この時期に残業手当込みの値段で標準報酬月額が設定されると、その分標準報酬の値段が高くなります
残業をしなかった月でも残業手当前提の金額が引かれることになるので、支給されるお金は減っているにも関わらず、多くの保険料を取られることになります

もちろん実際に支給される金額と標準報酬に差が出たときは修正することができますが、金額が変わったからといってすぐに変更できるものではありません

変更する際は3ヶ月分の給与の平均が今の標準報酬月額を異なることが必要なため、少なくとも3ヶ月は支給額に対して高い保険料を払うことになります

ですので4月~6月はあまり残業をしないようにしましょう!

これを機にVBAなどを使用して業務の効率化を目指すといいかもしれませんね